2017年01月12日

メキシコ大統領ペニャニエト大統領、「壁」費用「支払うつもりはない」と一蹴

トランプ次期大統領は記者会見で改めてメキシコに費用を支払わせて国境に不法移民を防ぐ壁を建設すると主張しましたが、メキシコのペニャニエト大統領は「支払うつもりはない」と一蹴しました。

 「アメリカの次の政権と『壁』の問題などいくつかの相違点があることは明らかです。もちろん、私たちは費用を支払うつもりはありません」(メキシコ ペニャニエト大統領)

 メキシコのペニャニエト大統領はトランプ次期大統領の記者会見の後、このように述べ 壁の建設費用を支払わないことを改めて強調しました。トランプ次期大統領は会見で、壁の建設費用についてメキシコと合意に至る前に建設を開始したいとの意向を示した上で、「様々な形があるが、メキシコは壁建設の費用を払い戻すことになる」と述べていましたが、大統領の発言はこれを一蹴した形です。

 また、ペニャニエト大統領は、トランプ次期大統領がアメリカからメキシコなどへの海外移転を計画する企業に対し、製品への高関税などをちらつかせていることを念頭に、「我々はメキシコが投資先として信頼でき魅力的であり続けることを保証する」と述べ、今後も自由貿易を推進していく立場を明確にしました。

 一方で、「両国関係を結ぶ安全保障、移民、貿易など全ての問題に交渉の余地がある」とも述べ、次期政権と様々な分野で交渉や協議を行っていく姿勢を示しています。




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posted by 得笠野 哲太 at 19:15| 2017 国外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする