2017年01月12日

百田尚樹氏 遅々として進まない憲法改正に「某国に蹂躙され、相当な犠牲が出なければ目覚めないかもしれない」

中国の脅威は日に日に増し、2017年中にも尖閣諸島が奪われる懸念がある。今年は、国を守るために重要な憲法改正論議も山場を迎える可能性がある。が、いざ憲法改正となると“内なる敵”がいるという。櫻井よしこ氏と百田尚樹氏が、90分にわたって論じ合った。

櫻井よしこ:日本国民を守るためには、まさに憲法改正が急務です。ところが、国会でもなかなかその機運は盛り上がってきません。

百田尚樹:衆参とも「改憲勢力」が「3分の2以上」だと言われますが、正直、疑問ですね。公明党が9条の改正に本当に賛成するのかといえば、かなり怪しい。
 さらに国民投票になると、朝日新聞や地上波テレビは一緒になって「平和を守れ」「戦争するな」と大キャンペーンを張るでしょう。2分の1の賛成を得るのは容易ではありません。

櫻井:私は女性たち、とくに子供を持つママたちは、多くが反対に回るのではないかと懸念しています。知り合いの保守の方でも、9条改正となると「戦争になるから反対」という人が多くいます。

百田:想像がつきます。「子供を戦場に送るのか」という左翼が作ってきたイメージが浸透していますから。しかし、「戦争になって子供が巻き込まれる」ことが想像できるなら、現行憲法を守るあまりに中国軍が侵略してきて子供が虐殺される姿や、自分たちの娘が中国軍の兵士に陵辱される姿も想像できないもんかな、と思いますね。

櫻井:それでも私は、憲法改正に関して日本人に対する希望を失ってはいません。日本は明治維新からたった27年後に、日露戦争でロシアに勝つまでになりました。日本人はいざという時には一丸となって立ち向かえる人たちだと思うのです。

百田:うーん。

櫻井:百田さんはここまで楽観的になれない?

百田:あってはならないことですが、中国や北朝鮮に蹂躙され、相当な犠牲が出なければ目覚めないかもしれない、とさえ思います。
 福島県で仏像や神社の石像が次々に壊された事件で、韓国人が逮捕されました。日本は、貴重な仏像なども含めて特に柵を設けず、訪れる人を「壊すはずがない」と信頼しています。ところが今回の事件が起きた。
 壊され、首がもげて転がっている仏像や石像が、近未来の日本人の姿に重なって仕方がありませんでした。

櫻井:日本が『カエルの楽園』になってしまうのか、それとも幻想から目を覚まして立ち上がるのか。今年は日本人にとってターニングポイントになりますね。





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posted by 得笠野 哲太 at 17:37| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする