2017年01月11日

名古屋大の元女子学生(21)名古屋市高齢女性毒殺事件 判決は3月24日 責任能力は?

 名古屋市で高齢女性が殺害され、仙台市で高校生が劇物の硫酸タリウムを飲まされた事件で、殺人や殺人未遂罪などの罪に問われた名古屋大の元女子学生(21)=仙台市出身、事件当時未成年=の裁判員裁判で、元学生の責任能力の有無が主な争点になることが10日、分かった。弁護側は16日に名古屋地裁で開かれる初公判で無罪を主張するとみられる。判決は3月24日に言い渡される見通し。

 検察側、弁護側が今月10日、元学生同席の下で公判前整理手続きを進め、争点や証拠、審理予定を決めた。弁護側は計6件の起訴内容全てについて責任能力の有無を争う方針。
 高校時代に同級生ら2人にタリウムを飲ませたとされる殺人未遂事件については「殺意はなかった」と主張する見通し。名古屋家裁が責任能力を認め、検察官送致(逆送)した決定についても違法だとして手続きの打ち切りを求める。

 審理は計20回あり、13人が証言台に立つ。家裁調査官や少年鑑別所技官が心身の状態を詳しく調べた少年調査記録も証拠採用されるとみられ、裁判員は約2カ月間に及ぶ審理で難しい判断を迫られる。

 起訴状によると、仙台市内の私立高校に通っていた2012年5〜7月、同級生ら2人に硫酸タリウムを飲ませ、殺害しようとしたとされる。19歳だった14年12月、名古屋市の自宅アパートで、宗教に勧誘され知り合った無職森外茂子(ともこ)さん=当時(77)=を手おので殺害し、6日後に仙台市青葉区で女性方に放火、住民3人の殺害を図ったとされる。




posted by 得笠野 哲太 at 11:40| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする