2017年01月09日

ダウンタウン松本人志のお兄さん 今、何してる?

ダウンタウンの番組に以前、松本人志の家族がちょくちょく顔を出していた。とりわけ、兄の隆博さんは歌を披露するなど存在感をアピールしていたが、最近はあまり見かけない。隆博さんは今、どうしているのか。

■弟・人志の話だけで続けてはこれられない

 隆博さんに会ったのは、埼玉のとある県立高校の会議室。つい先ほどまで、体育館で70分間の“講演コンサート”を行っていたのだ。

「高校、中学、小学校、それに幼稚園にも行きますね。年間50回くらいでしょうか。企業や各種イベントを合わせると、全国で年200回ほどになります。『働くって何?』『なんで勉強せなアカンの?』『生きるとは?』といったことが主な演題です」

 なかなか壮大な話だが、きっかけは何だったのか。

「2008年に『松本兄のng』というエッセー集を出版しましてね。その本のテーマが働くって何……だったんです。だから、最初は本の内容に沿って話をしていて、合間に自作の歌を1、2曲くらい入れていました。それが、最近はもっと歌を増やしてくれと言われるようになって、今の講演コンサートという形になったんです」

 隆博さんは、08年にシングル「お母ちゃんの言うとおり」でメジャーデビューした歌手でもある。講演コンサートではフォークギターを弾きながら、家族愛や人生をテーマにしたメッセージ性の強いオリジナルソングを歌っている。




 講演のトークには弟・松本人志の話題も入れる。

「みんなが人志の話を期待してるのはわかってますから。でも、人志の話だけで8年も続けてはこられません。サービスで話してるのは聞いてもらえばわかるし、人志も“オレの名前を使うて軽い気持ちでやって”とは思ってない。『弟の七光』という声は、時間が解決すると思うてます」

 最近は兄弟で見かけることは少ない。今でもたまに会ったり、一緒に食事をしたりしている?

「いや、ないですね〜。直近で言うと、おやじが亡くなった2年前かなあ。人志は30〜40分で行けるくらいの場所に住んでますけど、お互いに家庭を持ってるし、忙しいからね。もっともボクは最近、離婚しましたけど……」

■銀行などに勤めた元サラリーマン

 さて、隆博さんは兵庫県立尼崎北高校を卒業後、大阪電気通信大へ進学。NSC(吉本総合芸能学院)から、お笑い芸人になった弟とは違い、銀行などに勤めて堅実なサラリーマン人生を歩んだ。25歳で結婚。2男1女をもうけている。

 40歳の年に単身赴任で上京。42歳でITベンチャー企業「ヒューマックス」を立ち上げたが、09年に退社した。




「当初は、ライブ活動と会社の二足のわらじで頑張ってたんですが、赤字になってしまってね。責任を感じ、どちらかを選ぶことになって、会社を人に譲ったんです。子供の頃から素人の出る歌番組なんかに出て、芸能の仕事が好きやった。でも、長男やから、親が喜ぶ進路を選んだんやと思います」

 今は「55歳まで生きてきたから、いろいろやるんですわ」と隆博さん。講演やライブ活動のほか、母校の大阪電気通信大などで特別講師、楽曲提供から企業のコンサルティングまでこなす。

 3年前に関西に戻ったが、15年1月に活動の利便性を考えて再上京した。

「全財産をはたいて、世田谷のマンションを買いました。高かった? そら、高いよ。でもボク、記者さんが思うてるよりは稼いでますよ、ハハハ。まあ、人志はボクの年収の100倍やと思いますけど。対抗心はありません。人志は飛び抜けてるし、芸歴は29年。ボクは8年です。比べんといて(笑い)」

 そんな隆博さん、バラエティー司会から“ご意見番”のポジションまで固めつつある弟・松本人志をどう見ているのか。

「いらんことを言ってしまったら足をすくわれる。でも、人志らしい新しい切り口でしゃべらなあかん。だから、言葉を選んでコメントしてるのがわかる。すごいなあ、と思って見てます」

 優しいお兄さんだ。
posted by 得笠野 哲太 at 11:31| あの後どうなった? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする