2016年10月23日

あだち充 「タッチ」タイトルの意味と上杉達也の死を語る



 同誌では、覆面漫画家・カメントツがあだちにインタビューしているのだが、「なんで『タッチ』で上杉達也を殺したの?」というド直球な質問から始まっている。あだちは「最初から殺すつもりだった」とこちらも直球かつ驚愕の事実をさらりと返答。さらに「タイトルの『タッチ』は『バトンタッチ』の『タッチ』だからねぇ。」と、天地がひっくり返るような事実を明かすのだ。



 あだちは、当時の担当編集者から「人気のあるキャラだから殺すな」とさんざん釘を刺されていながら、原稿を置いて行方をくらましたと当時のことを振り返っている。これにファンからは「タイトル決める時点で決まってたのかー! 鳥肌立った」「和也が死んで飯が喉を通らなかった俺は、あだち充の手のひらの上で踊らされてたんだな」「驚きすぎて声も出ないわ(呆然)」といった声が。



 上杉和也の死については今さら言うまでもないことだが、甲子園出場予選の決勝の日に子供をかばってトラックにはねられてしまう。その後、上杉達也が和也の代わりに朝倉南の夢を叶えるため甲子園を目指すのだが、この選手交代が「タッチ」だったと、夢中で読んでいた当時、一体何人が気付いただろう。



 爆笑問題のラジオ番組『爆笑問題の日曜サンデー』では、『週刊少年サンデー』の現編集長・市原武法が当時のことを語っている。和也の死にそうな雰囲気を嗅ぎ取った当時の編集長に「死んだら載せない」と言われた担当編集者が、死ぬことを知っていながら「死ぬわけない」とウソをついたと明かしている。











 
posted by 得笠野 哲太 at 05:17| マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする