2016年10月16日

(速報)松本京子さん 北朝鮮拉致被害者消息判明 10月16日

拉致問題で新たな情報です。1977年に北朝鮮に拉致された松本京子さんが視力障害により、平壌(ピョンヤン)の病院に入院しているという情報があることがわかりました。

これは、韓国の拉致被害者家族の団体の代表が、北朝鮮の消息筋から聞いた話として明らかにしたものです。真偽は不明ですが、この情報は日本政府も把握しています。

北朝鮮は松本さんの拉致を否定していますが、日本政府は2006年に拉致被害者に認定しています。(16日

【ソウル発】一九七七年に北朝鮮に拉致された鳥取県米子市の松本京子さん=失踪当時(29)=が現在、平壌の朝鮮赤十字総合病院に入院しているとの情報を、韓国の拉致被害者家族でつくる拉北者家族会の崔成龍(チェソンヨン)代表が十五日、明らかにした。極端に視力が低下、痛風の合併症の可能性があるという。平壌の消息筋の話としている。拉致後の北朝鮮での生活の詳細も明らかになった。

 崔氏によると、秘密警察組織、国家安全保衛部が松本さんの身辺管理を担当し、拉致被害者、横田めぐみさん=同(13)=の元夫で、韓国人拉致被害者、金英男(キムヨンナム)氏(55)も保衛部に助言するなど関与している。


 
北朝鮮は松本さんについて「入国すらしていない」と拉致を否定しているが、今回の情報はこうした主張を突き崩す具体的なものと言える。韓国の情報機関、国家情報院は二〇一三年、松本さんが当初住んでいた東部の清津(チョンジン)から一一年に平壌に移送されたとの崔氏の情報を追認していた。



 日本政府関係者は入院情報について「把握しているが、真偽は確認できない」としている。
 


崔氏は韓国人拉致被害者を脱北させる活動を続ける中で、二〇〇〇年代前半に清津に「キョウコ」と呼ばれる日本人女性がいることをつかみ、日本政府に知らせた人物。




 崔氏や韓国の消息筋によると、松本さんは北朝鮮で結婚し、清津で長年暮らした。一一年に北朝鮮当局が「特別監視対象」に指定し平壌の順安(スンアン)区域に移るよう指示。夫が帰還事業で北朝鮮に渡った在日朝鮮人だったことや、平壌に移った前後に死別し、単身暮らしてきたことも今回新たに明らかになった。
 日本政府は〇六年に松本さんを拉致被害者と認定。松本さんはこのことを数年前に初めて知り、健康を害したのも過去数年以内のことという。

 金英男氏は〇六年の離散家族再会事業で韓国に暮らす母(89)らと再会した際、自分が「統一部門」で勤務し、役職は局長級だと話したことがある。韓国当局は同氏が拉致された後、教育を受け朝鮮労働党の工作組織に所属しているとみている。
 


【10月ニュースの最新記事】
posted by 得笠野 哲太 at 07:45| 10月ニュース | 更新情報をチェックする