2016年09月29日

大口病院(横浜)点滴殺人事件 病院側が捜査に非協力的な理由


横浜市の大口病院に入院していた男性患者2人が中毒死した事件は30日
で発覚から1週間。

神奈川県警は手口などから、医療に知識があり、同院の内部事情に詳し
い人物の犯行との見方を強めている。院内で使われている消毒液を無差
別に点滴に混入した可能性があり、100人以上の関係者から順次、話を
聴取。

表面上は、全面協力しているように見える大口病院側であるが、その
反面、事件を解決させたくないと思わせる状況がある。

そもそも、犯人がかなりのリスクを冒して犯行に及んだ理由がいまいち
見えてこない。この事件とは別に何か公にできない不都合な事実が病院
にあるのではないかと指摘するジャーナリストもいる。

ここにきて大口病院側の話が二転三転しており、捜査に支障をきたし
ているという。例えば、当初3日分の点滴をナースステーションに保管し
ていたとしていたが、別の(誰でも出入りできる部屋)にも分けて保管
していたことが判明した。

また、当初の記者会見では、事件当時に在籍していた職員で離職や休職
している者はいないとしていたが、求職している看護婦がいることが判
明している。

神奈川県警は、公にしていないが事件発生前に病院のことで県警に病院
のことを相談している看護婦がいるという報道もあった。

4階で48人死亡
関係者によると、同院では7月1日から、最初に中毒死と判明した八巻信
雄さん(88)が亡くなった今月20日明け方まで、八巻さんらの病室があ
った4階で計48人の患者が亡くなった。病院側も通常より多いとの認識だ
ったが、「院内感染を疑った」(高橋洋一院長)ため、八巻さんの死亡ま
で警察に届け出ず、大半が火葬されていることから死因の検証も今や困難。

4階では4月から看護師の服が切り裂かれたり、飲料に異物が入れられたり
するなどのトラブルが続出していた。しかし、病院側はこれも警察に通報
していなかった。

八巻さんの死亡後、4階では少なくとも28日まで、亡くなった人は1人も出
ていないという。
posted by 得笠野 哲太 at 19:09| 大口病院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする