2016年09月11日

9.11 アメリカ同時多発テロから15年 アフガンが更に酷いことに

9.11アメリカの同時多発テロから15年が経過している。どうしても、アメリカの動向ばかりが注目されるが、戦乱の舞台になったアフガニスタンは今、どうなっているんだろうか?

(タリバンが勢力を盛り返してきている)
テロ前からアフガニスタンを支配してきた(イスラム教の原理主義を標榜する組織)女性の人権無視、教育の排除等を推進するなど、問題の多い組織であった。ただ、決定的だったのは、9.11テロの首謀者とされるビンラディンを匿った為、アメリカがアフガニスタンに軍事介入する契機となった。先月も首都で死亡者150人規模のテロが発生している。

一時は壊滅状態になったものの、隣国のパキスタンに逃れ、戦力を温存し、アメリカ軍が一昨年、撤退したのを機に勢力を盛り返し、今、国土の半分以上を支配地域としている。アメリカは現在、軍事指導等、協力しているものの政府軍、警察の戦力不足、経験不足が深刻で「これでは勝てない」と政府軍を離脱する兵士も多い。

(新勢力 ここにもISの影)
タリバンに加え、イスラム国に忠誠をちかった組織が、地方都市に進出、支配下に置いている。順次、政府軍が奪還している状況だが、民間人の被害もいまだ甚大な状況にある。

(全然、未来が見えない)
家族を理不尽に殺害され、大学の進学をあきらめざる得なくなり、働いている若者。息子6人を全員殺害され、孫32人を残され途方に暮れる老婆・・・。それらに対して政府は援助が出来ていない。

(大国の身勝手な軍事介入の結果)
アフガニスタンについては、1978年の当時のソ連のアフガン侵攻から始まり、テロ組織のアルジャジーラの前身組織が結束された経緯がある。そしてアメリカの介入と半ばでの撤収。いつも翻弄されるのは民間人である。


posted by 得笠野 哲太 at 19:17| あの後どうなった? | 更新情報をチェックする